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泥沼共依存長兄松

なんで私の長兄松解釈が泥沼共依存になるのかというと、おそ松もカラ松も「相手が自分のほしいものを与えてくれている」からなんだと思います。おそ松にとってカラ松は「自分を兄にしなかった唯一の弟」なんですよね。自分で「お兄ちゃん」とか「長男」とか言ってるぐらいだから「おそ松兄さん」になることが嫌なわけではないのかもしれないけれど、「おそ松兄さん」と「おそ松」では違うんだろうなと思います。カラ松はカラ松でみんなが「イタいイタい」と言ってくるのに対しておそ松だけは「変わらなくていいよ」とそのままの自分を肯定してくれているんですね。たとえそれがおそ松の「松野家の6つ子」という枠組みを、自分の世界を守るためのエゴであったとしてもカラ松にはそれが優しく響いた。他の誰も与えてくれなかったものを相手は与えてくれたんです。そりゃあ相手に縋りますよね、依存しますよね。ってことで私の中の長兄松解釈は泥沼共依存です。


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ダヴィンチなごみ

ようやくダヴィンチのなごみ小説読みました。とてもカラトトでチビカラでおそカラでした……(偏った見方)。


おそ松、チョロ松、トド松は8話どおりのキャラでしたが十四松はなごみ時空というより本編の方に近い感じになってましたね。カラ松と一松は8話ではセリフがなかったのでこちらで喋っているのがなんだか新鮮でした。 カラ松は庭師なんですね! イタイ格好をしつつも優しい面が押し出されてるのは素の方が出てる感じでとても……好きです。トト子ちゃんの夢を笑わずに応援してあげているのもカラ松くんらしくていいなぁと思います。全体的にカラトト風味が漂っていて私得でした……へへ……。あとやっぱりチビ太とは仲良しなんですね! かわいい。一松は口調が男前というかなんというかで、頭も切れる雰囲気がありましたね。一瞬「あれ、お前が犯人なの?」と思わせるような部分があってドキドキしました。なごみ時空では6つ子設定ないんですね。容姿も似てないことになってるんでしょうか? ただ真犯人をでっち上げるときの団結力はさすが6つ子でしたね。なごみ探偵本当はめちゃくちゃ頭良いのでは……。何それときめく。


で、ですよ! これなごみ探偵と庭師カラ松は面識あったんですかね!? なごみのセリフからどうしても知り合いだったように感じるんですよねぇ……。知り合いだったのだとしたらこのおでん汁かけてるシーン、なごみはどう思ってるのかなぁとか想像して私は……私はっ!!(泣き崩れる)

……なごみ×庭師……いいじゃないか……ください……。




ところでふと思ったんですけど、なごみ時空ってカラ松だけは本編でも着ている服のままなんですね。だから彼が被害者だったのかなぁ。このなごみ時空において本編のままの人物は異端だから、相応しくないから世界から排除された、とかね。


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すれ違い長兄松

カラ松はおそ松を「兄」にしなかったってところが最高なんじゃよな……(長兄松勢の発言)。他の兄弟はおそ松を「兄さん」と呼んで6つ子の長男・自分の「兄」としたのにカラ松は自分の唯一の兄であるおそ松に対してそれを行わなかったんですよ……。カラ松にとってのおそ松が唯一の兄なのはその通りだけど、おそ松にとってもカラ松は“自分を「兄」にしなかった”唯一の弟なんですよね……。長男次男という対等な関係でありながらもお互いに特別な存在である長兄松素晴らし……あれ、これカラ松はおそ松のことを対等な存在だと思ってるけどおそ松はカラ松のことを特別な存在だと思ってることになりません? 思いの大きさ……というよりはベクトル? が違う気がしますねぇ。う、うわぁ、「カラ松を特別な存在だと思ってるおそ松」と「おそ松を対等な存在だと思ってるカラ松」のこの……このすれ違い感……

す ご く 美 味 し い 。

自分を「兄」にしなかった特別な存在(カラ松)が欲しいおそ松とあくまで6つ子の長男次男という対等な立場でいたいカラ松のおそ→カラとか……す ご く 美 味 し い (2回目)。これカラ松がおそ松との対等な立場に拘る理由が自分のおそ松への思いを自覚して、それで長男次男という枠から外れるのを恐れているから(おそ→カラに見せかけたおそ→(←)カラ)だとさらに美味しくなるじゃないですか……。やだ……好き……。まったくこれだからおそカラは……。
今夜もサイコー!!


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次男の成長

(2話)「オレは信じてるぜ」・・・ブラザーを愛する……オレ!


(5話)カラ松事変・・・ここで自分の扱いに対して疑問を持つ

(10話)「最近ちょっと悩んでることがあるんだ」・・・おそ松に相談

(15話)ドブス回・・・行き過ぎた愛情は醜いもの

(23話)「しかし気づいたんだ。行き過ぎた愛は人をダメにする」・・・行き過ぎた愛を振りまくだけではダメなのだと気づく

(24話)「このままじゃオレたち6つ子は……いやオレはダメになる! 変わりたいんだ! 抜け出したいんだ!」・・・変わる決心



パッと目に付く回だけ挙げたのでもう少し細かく見たらいろいろあるのかもしれないのですがとりあえず大まかにはこんな感じでしょうか。

ようやくドブス回の必要性が理解できました。カラ松の成長の為に必要だったんですよ。カラ松事変で抱いた疑問にドブス回で答えが出たんです。無差別に振りまく愛は、行き過ぎた愛は人をダメにする醜いものなんだと。



やっと自分の中で5話と15話の整理ができたよ……どっちもカラ松の成長に必要な話だったんだ……。ありがとう24話。


(これフラワー回がなかったらカラ松は成長(変化)せずに24話で家を出ることもしなかった可能性すらあるのでは……って考えるとそのルートはそのルートでちょっと興奮しますねぇ……)


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