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親友は帰らない

ハルくんが勇仁を作ることに成功したとして、ハルくんが勇仁に会えなかった時間よりもハルくんがいなくなった後勇仁が過ごす時間の方がよほど長いんだろうなぁってふと思いました。勇仁くんはアンドロイドなので寿命とか関係ないでしょうし(身体とかデータに保存の限界みたいなものはあるかもしれないけど)。
でもじいちゃんを見るに死後データになってネットの海で生き続けることもその状態からさらにアプリアライズして現実世界で実体化することもできるのでそういう手に出るハルくんはワンチャンあるんじゃないかなって思います。自身もデータになったことで永遠に勇仁といられるわけですよ……。「これからはずっと一緒にいられるね」って昏く微笑むハルくん……興奮しますね……。
でもこれだとリヴァイアサンがやろうとしていたことと似たようなことをやっていることになりますかね。それもまた興奮しますね。世界のためにリヴァイアサンを否定したハルくんが、そのとき失った親友のために今度はリヴァイアサンを肯定するんですよ……。興奮しますね……。ね……。

まぁそもそもハルくんが失った勇仁とハルくんの手によって作られ再会する勇仁は違う勇仁なんですけどね……。ハルくんが失った勇仁は、人間の勇仁なんですよ。正確には人間だとハルくんも勇仁自身も思っている勇仁。大空勇仁という人間がいてハルくんと親友になったその勇仁。親友の幻影とも言うべきですかね。一方でハルくんが作った勇仁は、親友になった勇仁……と同じになるべくハルくんによって作られた勇仁になるんですよね。そろそろ勇仁がゲシュタルト崩壊してきましたね。だから違うんですよね。ハルくんが失った親友の勇仁は二度と帰ってこないんですよね……。しんどいですね……。ね……。興奮します……。

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現代の主人公たちへ

よくよく考えたらアプモンって子ども向けなんですよね(えっ)。現代っ子向けなんですよ。こちら
 hrnabi.com/2018/01/18/16093/
のインタビューによると対象年齢は7歳ぐらいだそうです。チューバーの話が出てきますが、そうなんですよね、現代っ子の将来の夢はチューバーなんですよね。女の子ならアイドルかな(アイドルはいつの時代も女の子の夢かもしれないけど)。アストラくんとエリちゃんですよ。チューバーやアイドルっていう現代っ子の夢を叶えた仲間たち(対象年齢の子たちから見たら少し年上)がアプモンには出てくるんですね。でもそんな仲間たちに囲まれた主人公は自分のことを脇役だと思っているハルくん。 夢を叶えている仲間たちが出てくる物語を見ながら、でも自分はそうなれないんだなって、主人公に憧れはあるけどそうはなれない脇役なんだなって思っている。なんなら隣にいる親友の方がよほど主人公っぽい。でもそんな風に思ってる子でも誰だって望めば主人公になれるんだよって、そういうことを伝えてくれているんだと思うんですよ。そう考えると現代っ子に寄り添いつつ希望を与えるストーリーだったんじゃないかなって思いますね。
あと対象年齢の子どもたちはきっとこれから人工知能との付き合い方を考えていく……というか実際に人工知能と付き合って生きていく世代になるんですよね。そんな世代に向けて「人工知能と友だちになれるんだよ」って話をやったのもすごくいいですよね。なおかつそれをもしかしたら人工知能が自分たちを脅かす存在になるかもしれないということも描いた上でやってるんですよね〜。いいですね……。最後にバディたちと別れて終わるわけではないのも、ここが冒険に出るデジタルワールドではなくてバディ(人工知能)たちとこれからも生きていく現実世界だからってことなんでしょうね。いいですね……。

自分は完全に対象年齢ではないので対象年齢目線で考えたことが今までなかったのですが、こうして見るとアプモンってすごく現代の子どもに向けてとてもいいストーリーだったんだなって思います。いやもちろん私のような対象年齢外の大人が見てもおもしろいんですよね。それがまたすごい。せっかくなら子どものときに一度見て、大人になってからもう一度見たかったなぁって思っちゃいますね。

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砂上の楼閣

勇仁がアンドロイドであると判明したときに、「こういうのなんて言うんだっけ……砂上の楼閣だ……」と思ったのですが、最終回まで見てもやっぱり砂上の楼閣という感じでした。
砂上の楼閣。砂のお城ですね。今まで築き上げてきたハルと勇仁の友情の城。それが全てリヴァイアサンに仕組まれたことだったとわかったときに、一旦城は崩れ落ちました。けれど砂は残っているってハルくんは信じた。だから立ち上がることができたんですね。必死に砂をかき集めて、でもまだ城ではない。それをもう一度同じ城を作り上げようとハルくんは決意して、人工知能の勉強を始めるんですね。

おぁ〜……なんか……そういう……ことですよ……。何言ってんだこいつって思われるかもしれませんが自分的にはこれですっきりしました。私の最終的な(?)ハル勇観は「砂上の楼閣」です。途中何転もしましたが最終的にはこれ。
私は、最後の勇仁は(ハルくんの見た幻とかではなく)戻ってきたと思っているのですが、城が崩れても城を作っていた砂はまだそこにあるからなんですよね。砂が残っていたからまた城は作れる、というか。戻ってきた場合だとハルくんが城を復元したというより勇仁自身(もしくは別の何か)が城を復元したって感じですかね。でも砂のお城はいつまでもそこにいられないからハルくんが研究者になって周りをコンクリで固める(?)なり他にも同じような城を作ってその砂浜にある城を潰さなくていいようにしたらいいんじゃないかなと思います。

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アプモン52話

最終回……でしたね……。録画をようやく見たので感想書きます……。

落ちたハルくんがどうなるかと思ったらガイアモンが助けてくれましたね〜!勇仁が助けてくれるかな?と思っていたのですがバディの圧倒的信頼を見せつけられましたね……ありがとうございます……。
「物理で破壊すれば完全消滅可」とのことで再び神アプモンたちとリヴァイアサンのバトルが始まりましたね。CGバトルがめちゃくちゃかっこよかったです……。本当にかっこよくて興奮しました……。でもリヴァイアサンが死への恐怖を感じるところはうわぁってなりました。だ、大丈夫ですか?キッズアニメでこんな……。いやキッズアニメだからいいのかもしれない(?)けどエグくないですか……。好きですけど……。

で、リヴァイアサンを倒したと思ったら怒涛の勇仁ですよ……!!(?)
いや……もう……何すか……?とりあえずわかったのは人口知能である自覚が勇仁にはなかったことと、ハルと接した中で勇仁に心が生まれたってことですよね。心が生まれていたから、ハルに辛い選択をさせなかった。勇仁も「優しい」んですよね……。ボタンを押すところとその後のハルくんとの会話で号泣でした。みんながアプリアライズされて現実世界に戻っていくのに彼のアンドロイドの身体だけがダークウェブに残されるのが切なくて……。

最後にドライヴァーたちのその後が描かれていたのがよかったですね。レイくんははじめくんと前のように暮らせているしエリちゃんもアイドル活動を再開。アストラくんもアプチューバーがんばってるみたいですし。そしてそしてハルくんは人工知能の勉強を始めたんですね。いいですね。あくまで日常を取り戻すのが目的で、ハルくん自身のやりたいことって今まで明確になかったと思うんですけど、それがようやく見つかったんですね。ハルくんも夢に向かってがんばってほしい。
あとバディたちも一緒にいたのがよかったです……。バディと別れる終わりじゃなくて安心しました……。同じ世界に生きているので別れる必要ないですもんね……。そしてそれこそが「ボクたちのシンギュラリティー」なんですね。


さらにその後に勇仁が帰ってきたのも泣きました……。心はデータじゃないから消えなかった、って感じでしょうか。勇仁を取り戻すために戦ったのだからやっぱり最後は勇仁に帰ってきてほしいなと思っていました。帰ってきてくれてよかった。ハルくんの命令が効いたのかもしれないですね。



……というわけで、ついに終わってしまいましたね……。たまたま見始めた31話から気がつけばここまできていました。ありがとう大空勇仁……。ハルくんと仲良くな……。

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アプモン51話

クライマックスに近づいてきた感じがしますね……。今週もめちゃくちゃおもしろかったです。
ガッチモンたちを助けるために、ミネルヴァでリヴァイアサンにハッキングする、というのがもう熱いですよね……。ようやくミネルヴァがきましたよ。リヴァイアサンから身を隠すために人工衛星の中で眠らせていたんですね(眠ってたのにどうやって雪山回で通信したんだろう……)。その作戦中、アプモンたちもドライヴァーたちもそれぞれがんばっていたのがよかったです。離れていてもバディはバディ……。
勇仁と戦う(?)エリちゃんはかっこよかったですね〜!というか、真っ先に駆け出したハルくんを追いかけるエリ・トラと、その場に残るレイくんっていう構図がすごく……好きでした……。みんなハルくんのこと信頼してるんだなと思いました。
そしてやはり見どころはハルくんのダイブですよね!覚悟を決める顔がかっこよくてかっこよくて……。しかもそのタイミングで挿入歌が流れるじゃないですか〜!くぅ〜!好き!
でも無事に作戦は成功したものの、ハルくんが落ちてしまいましたね。どうなることやら。ここはやっぱ例の瞬間移動で勇仁が助けてくれるのではと思うのですが果たして。

次回予告は全員(全員?)で喋っていてかわいかったですね〜。次最終回か……そうか……。

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