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ここは俺に任せて先に行け

アプモン37話の勇仁くんを見ていたらレイズスタンさんに対する違和感の謎が解けました。
勇仁くんやレイズスタンさんの行動っていわゆる「ここは俺に任せて先に行け!」ってやつになるんだと思うんですが、それって主人公のやることではないんですよね。主人公は送り出される側なんですよ。TOSの救いの塔の場面なんかそうですね。窮地を食い止めるのは主人公ではなく仲間の一人がすることであって、主人公は途中で発生した窮地の解決よりも、その先にある本来の目的に向かわなければならない。そのために仲間は主人公を送り出すんですよ。自分の身を呈して。
だからレイズスタンさんの違和感というのはTODにおける主人公であるスタンさんが「ここは俺に任せて先に行け!」をやってるからなんですよ。ただたしかにTODの主人公はスタンですが、これはレイズなので主人公はイクスであるのは忘れてはならない。むしろTOD大陸はリオンが基軸になっている(剣が喋る世界が当たり前だった)のでこの8章においてはリオンが主人公といえるかもしれませんが。マリアンを助けるという本来の目的のために、仲間であるスタンがその前の窮地を食い止めてるんですね。
そうは言ってもTODの主人公はスタンだと頭の中に刷り込まれているので違和感が生まれてしまったんだろうなと思います。

アプモンの方に関してはやっぱりハルくんが主人公、ってことになるんですよね。勇仁くんは主人公のピンチに駆けつける頼りがいのある仲間、って感じでしょうか(赤目問題があるので頼りがいのある仲間って表現すると違う意味で違和感がありますが)。

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