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神様になった日12話

12話感想
 
司波に正体がバレてしまった陽太は、施設にいられる最後の日を過ごします。ひなの心を開くことができないまま別れの時が訪れます。ひなに別れを告げる陽太ですがその時ひなは……。
 
 
ちょっとあらすじは控えめにしておきますね!(笑)
今回で最終回となるわけですが、いやぁいい最終回でしたね……。すごくきれいにまとまっていたと思います。尺の使い方がうまかったですね。ちゃんと結末とその後に時間を割いていて、満足できる最終回だったなと感じます。見たいものがちゃんとそこにあったというか。正直見ている途中は「こんなペースで大丈夫か?」という気持ちになったことが何度かあったのですが、それでも最後にこういう締め方をされるのであれば満足です。今作はどちらかというと週一で1話見るよりもまとめて見た方がいいのではないかという印象は受けましたが、それは全12話の一つの作品としてまとまっているからではないかと思います。
 
総括はそれくらいにして、内容についてですが、「原点回帰」を謳うだけあってそこはかとなく過去作を感じる部分はありましたね。陽太に向かって歩き出すひなのシーンはAIRを彷彿とさせました。AIRは夏ですが、今作は冬っていうのがなかなかいいですね。陽太がゴールで待っているだけの男ではなかった辺りも好きです(AIRの晴子がゴールで待っていたのはそれが観鈴の願いだったからなので、ゴールで待っていた晴子のことが悪いという意味ではない)。
過去作オマージュといえばKarmaもガッツリ出てましたね。というか映画のタイトルに思いっきり使われてましたね(笑)。BGMで曲そのものも使われてましたし。最後に撮った映画を見せてくれたのもよかったですが、映画の内容と本編の内容がリンクしているのが改めて面白いなと思いました。二重構造というかなんというか。映画の中の二人も、ひなと陽太もこれから二人で二人の人生を歩んでいくんですね。多分それは簡単な道ではないのでしょうが、二人で選んだ道なので二人なら歩んでいけるのでしょう。仲間もたくさんいますし。
 
 
というわけで全12話見終わりましたが、いやー本当きれいにまとまっていてよかったですね。終わりよければ全てよしですよ。もうちょっと各キャラの掘り下げがあってもいいのではという気も少しありますが、きれいにまとまったので本編はこれでいいのかなと思います。コミカライズとかで掘り下げがあったらいいねくらいの気持ちでいようと思います(?)。
なんか微妙に褒めてるんだか褒めてないんだかわからない感じになってしまいましたが、褒めてますよ(笑)!辛いこともあったけど、それでも宝物のようなキラキラした思い出で彩られた物語だったと思います。

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神様になった日11話

11話感想
 
施設で暮らすひなを見守る日々が続く陽太。ひなに心を開いてもらうため奮闘しますが、なかなか上手くいきません。そんな中、ひなが好きだったものを思い出した陽太は、ゲームを取り寄せます。それでも最初は上手くいきませんでしたが、徐々にひなは陽太に笑顔を見せるようになっていきます。
 
 
丸々1話使ってこういうシーンをちゃんとやるようになったんだなぁと思いました(?)。いや……AB!とかCharlotteだとこういうところにそこまで尺を割いてないと思うんですよね……。少なくとも丸々1話は使わないと思うんですよ。だからここに1話使ってくるんだなぁというのが真っ先に出てきました。
しかしこの内容に1話使われるとなかなかしんどいものがありますね。陽太を拒絶するひなが辛い。でもゲームに興味を示す辺り、「陽太と過ごしたひな」は頭に埋まっていた機械の人格ではなく、ちゃんと存在していて、今もいるんだと思わせてくれますね。
ようやくひなが陽太に心を開き始めたところで、陽太の正体が施設にバレてしまうという終わり方でしたが、なんと次回が最終回だそうで。AB!もCharlotteも13話だったのでてっきり今作も13話だと思っていたのですが違うんですね。さてさて最終回はここからどうまとめるのでしょうか。

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神様になった日10話

10話感想
 
OP映像と歌詞が変わっていましたね。流れが変わったのを感じます。
連れ去られたひなの行方を見つけられないまま夏が終わり2学期が始まりました。そんな陽太の前に現れる鈴木少年。陽太たちは仲良くなり一緒にバスケをしたりラーメンを食べたりします。それは鈴木少年からのヒントでした。鈴木少年がひなと関係していることに気がついた陽太は、鈴木少年にひなの居場所を教えてもらいます。陽太はひなのいる施設に潜入し、ひなと再会します。
 
 
今回の1話の中で一気に作中時間が進みましたね。ひなのいなくなってからの時間に対する喪失感が出ていてよかったです。
鈴木少年が出てくるということはあらすじでわかっていましたが、陽太くんたちと仲良くなっているのはかわいかったですね。自分が神殺しを使った人間であることを気づいてもらうという目的はありましたが、鈴木少年も人並みの青春を経験できたようでよかったです。欲を言うとひなとも絡んでほしかったですが。映画が完成したときは鈴木少年にも見せてあげてほしいですね。
さてそんな鈴木少年のおかげでひなの行方がわかりました。脳に埋め込まれた量子コンピュータを取り除いたことで今までのように話すことはできなくなったようですが、命に別状はなかったようです。ただ男性に連れ去られ無理矢理手術を受けたせいで男性恐怖症になってしまってしまい、陽太のこともわからなくなっていました。うわーこれは辛いですね。ただ今作はだーまえの原点回帰を謳っているので、原点回帰と言われると確かにそんな感じではありますよね……。この後陽太くんの頑張りとかみんなの協力とか奇跡とかなんやかんやでひなの記憶が戻ってハッピーエンドって感じになるんでしょうか。まぁそれだけだと先が読めちゃってるのでまだ何かあるといいなーとは思いますが(展開の予想をするのは好きだけど別に当てたいわけではないので)。おそらく残り2話か3話になると思うのですが、この物語の終わりはどんなものになるのでしょうか。

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神様になった日9話

9話感想
 
遂に物語は核心へと向かいましたね……。
ひなにたどり着いた鈴木少年は、興梠博士が量子コンピュータの開発に成功していたことを突き止めます。ロゴス症候群であるひなの治療に使われたという量子コンピュータのありかを探すことになるのですが、なんとそれはひなの脳の中に埋め込まれていました。脳の機能をコンピュータによって補うことでロゴス症候群を治療したんですね。しかしそれは今の人類の手には余る技術でした。政府(?)はひなの脳から量子コンピュータを取り除くことでその技術を闇に葬ることにします。
 
 
鈴木少年とひなたちの話が遂に交差しましたね。鈴木少年の身の上も明らかになりました。それと同時にひなの存在もはっきりしましたね。全知の能力は脳に埋め込まれたコンピュータでこの世のあらゆるコンピュータに繋がることができたから得たものなんですね……繋がっ……いやそれまたKarmaじゃないですか……。ま、まぁそれはさておき、「世界の終わり」は「ひなの世界の終わり」だったんですね。ロゴス症候群を治療したとはいえ元々限界があったようですね。
ひなを捕らえにきた人たちからみんなが協力して逃がそうとするシーンは良かったですね。ひなや陽太が今まで一緒に過ごして夏の思い出を築いてきたからこそ、みんなひなと陽太のために力を貸してくれるんですよね。ひな自身は全てがわかっているので何処にも逃げ場がないこともわかっているのですが、それでも一緒に逃げようとする陽太とのやりとりは良かったです。ただ二人の「好き」はどういう「好き」なのでしょうね。陽太の方は仲間として友達として家族としての「好き」だと思うのですが、ひなの「好き」は同じ「好き」なのかまた違った意味があるのか果たして。
 
最後連れ去られてしまったひなですが、なんと次回のあらすじを見ると2学期が始まるようなんですよね。鈴木少年も陽太たちに関わってくるようですがどうなるのでしょう。

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神様になった日8話

8話感想
 
世界の終わりの日が近づくにつれ「ひなもいつかいなくなってしまうのではないか」と考えるようになった陽太は、両親にひなはいつまで成神家に滞在できるのか尋ねます。そこで明かされるひなの身の上話。ひなの両親のことを知った陽太は、ひなを父親に会わせようとします。
 
 
一気に謎が明かされましたね……。余計に謎が深まったとも言えますが。
ひなが親戚ではないというのはなんとなくわかっていましたが、神を自称していた割にはちゃんと実際に両親がいるんですね。とはいえかつて難病を患っていたのに今元気に過ごせているのは不思議なところですね。344日前に人間をやめて神になったとひな自身は言っていましたが、神になったことで病気が治ったということになるのでしょうか。ますます神とは一体何なんだろうという気になりますね。直井文人くんはどう思う?(直井くんに聞くんじゃない)
ひなの父親が「奇跡は起きても一瞬のことでしかなく、いつか辻褄が合うように世界はできている」と言っていたのも気になりますよね。ひなの病気が治ったのが「奇跡」だとするなら、「辻褄が合う」ということは今元気なひなも結局はいつか……ということになるんでしょうか……。奇跡は起こらないから奇跡って言うんですしね……。謎が明らかになると同時に一気に不穏になってきましたね。また最後に鈴木くんが登場しましたし、いよいよ陽太たちと鈴木くんが交差するのでしょうか。
 
にしても今作は今のところファンタジーな要素が薄めなんですね。「神」や「世界の終わり」といったワードは出ていますが、ひなはちゃんと人間なことが今回判明しましたし(かつて人間だったけど今は神ということのようではありますが)。まぁこの後ファンタジックな奇跡が始まるのかもしれませんが、今のところそういう風に感じさせないようにしているのかという気がします。「ひなの姿が他の人には見えていないのではないか!?」→「見えてるんかい!!」のところとか。
 
今回でひなの謎が少し明らかになりさらには鈴木少年と佐藤家が繋がってきましたし、そろそろ物語が動き出すのでしょうか。次回も楽しみです。

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