四男VS長男
一松くんは一対一ではおそ松兄さんに絶対勝てないけど他の松を味方につけたら勝てるっていうのがなんかおもしろいなと思います。一対一では勝てない、っていうのは1期の5話と16話ですね。「勝つ」の基準が曖昧で申し訳ないですけど、「マウントをとる」ぐらいのイメージですかね。
1期5話は「一松がいいって言うなら探さないよ?」のところですね。ここチョロ松とトド松もいますが一松側についてるわけではないです。チョロ松は一松の味方につきそうでしたがおそ松に制されて成り行きを見守ります。だからこのときはチョロ松もトド松も中立(傍観者)かな。本当は一松だってエスパーニャンコを探したいはずなのに、おそ松に「いいの?」って言われたら引き下がってしまうんですね。一松本人の性格も関係しているとは思いますが。
1期16話。一松事変ですね。最初は一松VSおそ松の一対一の構図ですよね。それがカラ松が目覚めて一松の味方をした途端に変わるじゃないですか。カラ松の機転によって長男を部屋から追い払うことに成功し、なおかつ最終的にはホモ疑惑を完全にカラ松へ押し付けた。一松的には何も失ってないんですよね、一応。私は「長男は一松がカラ松のフリをしていただけだということに気づいていた」派なのでおそ松にはバレてたんじゃないかなーと思いますけど。
で、この1期16話の構図が2期9話にも現れてるわけですよ。電気を消す消さないの問答をしていたときは一松に味方はいなかった。トド松はおそ松の味方だったのでなんならニ対一ですかね。途中からチョロ松も加わって三対一。でもキャンペーンを発動してからはおそ松のクズさ加減に振り回されていた他の松が味方について、最後は一松の勝利で終わります。ここは本当に「五人の敵」って感じですよね。おそ松の自業自得ではありますが。
そんな、一対一ではおそ松に絶対勝てない一松が1期24話でおそ松と二人きりになった時期があるというのが気になりますね。どのくらいの期間だったかはわかりませんけど、その間どんな風に過ごしていたんでしょう。そして絶対に勝てない一松がおそ松を置いて家を出たというのがすごいことだったんだなぁと思うわけですよ……。
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