THE FIRST SLAM DUNK

皆さんTHE FIRST SLAM DUNKはご覧になりましたか？そうあの国民的バスケ漫画SLAM DUNKの劇場版です。私は

もうリングしか見えねぇ…

　

という感じです。

これを書いている時点だと5試合目を観戦したところです。

この映画は公開されたのが去年の12月なんですが、なんと7月現在今も上映が続いております。

私も1試合目を見たのは今年の5月だったのですが、まだやってるなら見てみようかな〜ぐらいのノリでした。それがどうでしょう、初観戦から2ヶ月ほどで5試合も見てしまいました。1ヶ月に2回……2週間に1回ぐらいのペースですか。何これ怖い。突然試合中に「オレの名前を言ってみろ」とか言い出す三井寿ぐらい怖い。

というか私、一つの映画をこんなに何回も観るのって人生で初めてなんですけど(ゼミでなぜかシャイニングを3回ぐらい見せられましたが自発的じゃないので別)、いや〜、なんでしょうね、何回も同じ映画を見に行く人間の気持ちがわかってしまいました……。最高体験すぎてつい何度も見たくなっちゃうんですよね……。なんかもう隙あらば見に行こうとしてしまう。ザファを見る時間を確保するために生活を回してるまである。完全に狂わされてますね。三井寿と対峙する長谷川一志くらいには狂わされてます。

　

原作もちまちま読み始めてるんですけど、原作の知識を入れた上でもう一度見たくなってしまうので完全に沼ですね。

そうそう、実は映画初見時は原作もアニメも全く見ていない状態でした。それでも初見からもうバチバチにおもしろかったです。前知識なくても楽しめるやつです。

ちなみにザファ鑑賞前の私の知識は、

　

・桜木花道(主人公、髪が赤いやつ、不良)

・流川(花道のライバル的なやつ、イケメン)

・安西先生

・バスケがしたいロン毛の人

・仙道彰(他校のライバル？)

　

でした。

なぜかこのメンツの中に入り込む仙道彰にじわじわきますね。

なんとザファの主人公である宮城リョータくんのことは全く知りませんでした。マジでごめん。

　

そう、原作の主人公は桜木花道ですが、このTHE FIRST SLAM DUNKは花道と同じチームの2年生である宮城リョータが主人公となっています。

原作の最終試合にあたる(らしい)山王工業高校との試合をベースに、この試合に至るまでのリョータの過去や思いが明かされていく構成になっています。

　

原作の主人公ではないリョータが今作の主人公になっているのも驚きかもしれないのですが(ミリしら状態だったので自分は特に驚きとかありませんでしたが)、話の軸となる宮城家の設定なんかはなんと今作で初めて明かされた内容だそうです。そんなことある？(ある)原作者が監督なので無問題

でもですね〜、め〜ちゃくちゃよかったです……。心臓ギュッてなっちゃいました。

リョータは普段結構飄々としているようなタイプなのですが、その裏にこれだけのものを抱えていたっていうのがね……。

抱えてるものが大きくて、ままならなくて、どうしようもなくて、母親とぎくしゃくしていたり(同じようにいろいろとままならなくなっている)先輩とぶつかったりするんですよね。しんどい、しんどいんですけど、だからこそラストがね〜……おばちゃん泣いちゃうよこんなのもう(何目線？)

　

というリョータの過去周りのドラマパートも良いんですが、山王との試合パートもすっっごいです。

(ドラマパートと試合パートが交互にくるような構成になっています)

もう本当に本当のバスケの試合を見ているかのような気分になります。

絶対王者である山王に挑む全国初出場の湘北高校。

点差をだいぶつけられたり、でもそこから追いついたり……とかなり手に汗握る展開です。

いやもう本当にラスト1分の辺りは息をするのも忘れるほどの緊張感でした。何度見てもここは毎回心臓バクバクしてしまいます。マジで面白い。どちらが勝ってもおかしくないほどの接戦です。

　

ドラマパートも試合パートも総じて良くて面白くて最高で最高なので何度も見てしまうんですよね〜……。マージですごい映画です。

多分まだまだ見に行くと思います(笑)。応援上映に行ってみたいのでまたやってくれないかなと思っています。よろしくお願いします……。

　

全体の感想としてはこんなところなのですが、ここらで皆さんお待ちかね(？)の推し発表の時間です。

いやもうツイッターなどをご覧の方にはバレバレだしなんならここまでの文章で既に大分バレてると思うのですが、何を隠そう私は

　

三井寿

　

が……好きですね……。

　

いやー、あの「安西先生…バスケがしたいです…」のバスケがしたいロン毛の人のことは知っていたのですが、その人がその後髪を切ってバスケしているのは知らなかったんですよね。なのでそのめちゃめちゃバテながら3ポイントをスパスパ決めてる人が、あのバスケがしたいロン毛の人だったことを知ったときは驚きと感動がありました。

　

きみがバスケがしたいロン毛の人だったん！？！？

という驚きと

　

バスケしたい人がバスケしてる……

という感動ですね。

　

しかもこの人リョータくんとめちゃくちゃ因縁があるじゃないですか。こんな……こんなのを見せられたら……

 

もうリョ三しか見えねぇ……

 

になってしまう……。

いや〜〜、なんなんですかね、あの二人！？バスケがないと生きられない辺り結構似てると思うんですけど、バスケを失いそうになったときに現れるのが互いっていう……この……なんなんですかね！？あまりにも互いの存在がデカすぎる……。それを二人共普段表には出さなさそうな感じがまた……。私は何を見せられているんだ……(好き)

劇場でこの二人のとんでも因縁を見せつけられて以来、二人に狂わされる日々を過ごしています。人生たのしい♫

　

原作の方も読み進めていますが、原作を全て読み終えたらまた改めてザファも見に行きたいですね。それまで上映続いていてほしい……。早く読めばいいだけの話なんですが(笑)