AIR一挙
AIR一挙ゴールしました。
いやー……やばかったですね。さすがKeyというか、後半のラッシュはすごかったです。特にラスト2話。ラス2を見る前に休憩挟んでおいてよかったです(?)
全体としては佳乃ルート→美凪ルート→観鈴ルート→過去回想→2周目(?)という構成になっていたかと思うのでそれぞれの感想をば。
【佳乃ルート】
佳乃ちゃんかわいいですね!元気っ子かと思いきや、「大人になったら魔法が使えるようになるからそれまではバンダナを外してはいけない」と言うちょっと不思議っ子ような部分もあり……。素直にかわいいなーと思える子でした。
お姉さんとの関係もいいですね。AIRは全体的に「母と子」に焦点が当たっているように感じるのですが、佳乃の場合は聖さんが母親代わりなので姉妹愛という感じになっていました。「空にはあいつに行ってもらおう」のところが好きです。
ところであれなんですかね、佳乃自身が白穂や八雲の生まれ変わりというよりは、羽根に触れたことで二人の記憶が佳乃の中に根付いてしまったって感じなんですかね。白穂と同じ行動をとっているように見えましたが、右手のあざは八雲のものなので。翼人の話と直接関係があるというわけではないですが、間接的に影響は受けていたんですね。
【美凪ルート】
めっちゃKeyだなって思いました(?)正直めちゃめちゃ泣きました。みちるの話めちゃめちゃずるくないですか……?というか幽霊少女好きねKey……(だーまえ?)。
じわじわと美凪とみちるの関係、みちるの正体がわかっていくのにうわーってなりました。美凪はいつ気づいたんだろう。
じわじわと美凪とみちるの関係、みちるの正体がわかっていくのにうわーってなりました。美凪はいつ気づいたんだろう。
最後、遠野の家に行ってみんなでハンバーグを食べるシーンと屋上のシーンで大号泣でした。ずるいわー……。
翼人伝承との繋がりはやっぱりみちるの存在でしょうか。羽根には人の願いを叶える力のようなものもあるんでしょうか。佳乃ルートでは悲しい記憶が宿っていましたが、みちるが持っていく記憶は楽しいものなので空の少女に届いてほしいですね。
【観鈴ルート】
「友達ができそうになると発作が起きる」「一緒にいると二人共死んでしまう」というしんどさラッシュ(ただし序章)。詳しいことは後で語った方が話しやすいのでここではあまり話しませんが、観鈴に生きてもらうためには離れなければならないという辺りが辛いですね。でも戻ってきてからの往人のセリフが好きです。観鈴ちんには笑っていてほしいよねわかる。そのために願いを解き放ったんですね。
【過去回想】
そして物語は1000年前へ……。
翼人である神奈と、その護衛である柳也、お付きである裏葉のお話ですね。神奈のかわいさと柳也のかっこよさ(まさかのCV.井ノ原真人……お前が神奈だろ……)、裏葉の優しさが好きです。いつまでもみんなで仲良く暮らしてほしかったなぁ。まるで家族のように。
この過去回想で、往人や観鈴の見た夢が何だったのか判明します。観鈴には神奈の魂が転生しており、そのせいで悲しい夢を見る。往人はそんな空の少女をいつか助けるために代々法術を受け継いできた、柳也と裏葉の子孫ですね。
ということが判明したところで2周目(って言えばいいのか?)に。
【2周目】
これがカラス視点というやつですね。観鈴ルートの最後で往人が解き放った願いの通り、二人の出会いから再びやり直します。
しかしこれはなんなんですかね……。往人はそらになりましたけど、往人の存在自体が無くなったわけではないんですよね。1周目の往人が観鈴のそばにいたまま、2周目の往人はいなくなる……んですかね?ともかく、そらとしての往人がそばにいたまま、観鈴は夢と戦うんですね。これ、そらがそばにいたから最後の夢まで見ることができたんじゃないかなと思うんですけどどうなんですかね。
そして例のラスト2話ですよ。晴子が観鈴と親子になろうとした矢先に観鈴が晴子のことを忘れてしまうという……。いなくなっているので触れらていませんが、往人のことも忘れてるんだろうなぁ。
それでもようやく二人はちゃんと親子になれるんですよね。海岸のシーンは号泣でした(本日2回目)。でもその後がまた辛くて。親子になったからこそ、晴子に心配をかけたくなくて元気になったように振る舞う観鈴ちんが辛い。でも頑張った……頑張ったよ観鈴は……。あの有名な「もうゴールしてもいいよね」ってセリフはここで出るんですね。曲の効果も相まって号泣でした(本日3回目)。AIRは主題歌挿入歌共に名曲すぎて……。Liaさんの歌声が沁みるぜ……。そしてここの晴子の喋り方も大好きで……。H川さんすごい。ずっと(ケロちゃんを思い出すんだよな……)って思っていてすみませんでした。
そして最後ですよね〜。そらが飛び立った後、また時間を飛んでますよね?というかなんか……なんですかね……、「リープして転生」って感じなんですかね。法術がどういう力かよくわかっていませんが、他者に魂を吹き込むような術なのかな。魂というか願いというか。最後の二人が歩き出すところでロゴが回収されてうわーってなりました。うわーっ。
と、一気に駆け抜けましたがおもしろかったです。この作品の「空気感」がとても好きですね。いやAIRだけにとかそういうことではなく。世界観と曲と情景がマッチしているというか。夏が好きになるお話でした。私もあんなところに住みたい。
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