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ここに在る世界

また何かいろいろと怒られそうな……というか数年後(下手したら数カ月後)の自分に呪いがかかるような漫画を描いてしまいましたが、これはあとがきを残しておかないといけないやつだと思うので今の内に書いておきます。
 
ここに在る世界 (pixiv) 
 
ちょっと長いのでたたむ

まぁ大体は壁打ちの方で呟いていたこの辺りの話です。
 
>テイルズオブリンクっていう作品は今はもうどこにもなくて、ただシナリオとかBGMとかそういう断片には触れることができるけどあのとき遊んでいたテイルズオブリンクそのものはやっぱり今もうどこにもないんだよなぁ
あのとき遊んでいたテイルズオブリンクそのものってもう救世主の思い出の中にしかないのだけど、救世主の思い出の中にしかないからそれを覚えてい続けるしかないんだよね。忘れたときがきっと本当の終わりでそうしたらもう触れることができなくて
たとえリメイクとか移植がきたとしてもそれはリメイクや移植であって、あのときスマホでみんなと旅したテイルズオブリンクではないんだろうなと思ってしまうし
漫画やゲーム(パッケージ)だったらそのときのものがそのまま残り続けるのに、終わってしまったソシャゲはそのときのものそのままとはもう会えなくて
だからそのときのままのものはもう記憶の中にしかないからやっぱり忘れてしまったときが本当の終わりで
悲しいなぁ終わらせたくないなぁという気持ちと同時に忘れないことを確約などもできないし数年後の自分が覚えているかもわからない…ので忘れないために躍起になろうとしている感がたまにあってそれがまた虚しくもあり
 
>原作は私のものではないのに私の中にしか原作がないからもうわけがわからないよ
 
 
正確にはこれを書き込む前にこの漫画のネームはできていたんですけども(というかなんなら上げるのやめようと思っていたぐらいなんですけど、書き込んだらやっぱりこれちゃんと出しておかないとだめだわと思いました)。
要するに「テイルズオブリンク」という作品そのものは今はもう存在していない→あるのは救世主の心の中にだけ→その救世主の心の中から無くなったとき(=忘れてしまったとき)が本当の終わり、だと思ったんですよ。だから忘れたくないなぁ、終わらせたくないなぁと。
「終わってないよ。僕達の世界は――"ここ"に在るんだ」は裏返すと今僕達の世界は"ここ"にしかないという意味にもなりますね。辛い。
ちなみに"ここ"という言葉は「救世主の心の中」を指していますが、同時に「紙の上(二次創作上)」も指しています。リンクっぽくダブルミーニングを目指してみましたが別に気づかなくていいです(笑)。サービスが終了してしまったので、"原作"と救世主である私たちを繋ぐものってもうそれぐらいしかないと思うんですよ。思い出と原作の断片と二次創作。二次創作をしていたらキャラクターのことを考えていられるしそうすれば忘れることもないし、一緒にまた冒険することもできますからね。わぁ二次創作ってすごい(こういうのが二次創作の本分なのかもしれないですね)。
 
とはいえ最初に言った通りこれは後の自分に対する呪いになりそうだなぁとも思います。忘れないことを確約などできないので。というか自分割ところころジャンルは動きますし。それがわかっているから余計寂しさや焦燥感に繋がるのですが。
でもそれでも、できるだけ"みんな"と一緒にいたいなぁと思うわけですよ。それだけみんなのことやみんなとの冒険が、テイルズオブリンクという作品が好きだったということですかね。そんな彼らに私自身の手で"本当の終わり"をもたらすのはとても辛いことなので、本当……終わらせたくないですね……。なんて罪深い作品なんだテイルズオブリンク……。

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