忍者ブログ

魂を固着させる魔術

"儀式"でリリウムが「魂を固着させる魔術」を使っているのですが、これってもしかしてアレンがサラを救うときに使っていた術と同じものなんですかね。
「魂を固着させる魔術」というのが「他者の魂に自分の魂を固着させる」術なのだとして、アレンとリッピは自分の魂の一部をサラの魂に固着させることでサラの欠けた魂を補ったのではないでしょうか。
で、「他者の魂に自分の魂を固着させる」ことが可能であるならば、「自分の魂に他者の魂を固着させる」ことも可能な感じがしますよね。術の対象を逆にするというか。多分リリウムが使ったのはこちらになるのではないかと。アレンサラリッピの魂に三女神の力が溶け込んでいるのなら、「その(他者の)魂を自分の魂に固着させる」術によって三女神の力を自分の中に取り込むことができるのではないでしょうか。
リリウムはニーズヘッグと繋がっているので、リリウムの魂が三人と繋がればそのままニーズヘッグに三女神の力が流れ込むのかもしれません。もしくは三人の魂を固着させた自分の魂ごとニーズヘッグに食わせるつもりだったのかもしれない。後者だとリリウム自身も助かる気のない"儀式"になるので、個人的にはこちらの方がリリウムっぽいなぁと思います。
 
もしアレンがサラを助けるために使った術と、リリウムがカナを助けるために使った術が同じ「魂を固着させる魔術」なのだとしたら、リリウムが「あいつならどうだったんだろう」と思うのも納得なんですよね。アレンは「魂を固着させる魔術」に成功してサラを助けているので。暗示の効果もありますが、同じ術を使っているからこそ、相棒と自分の間の差に余計目がいってしまうのではという気がします。
 
……でも実際のところ、アレンも一人で術を使ったわけではないので重要なのはリッピの存在なのでは……?(笑)"儀式"を成功させるためにリッピが必要なのではと考えたリリウムさんが、リッピちゃんを狙ってくる(意味深)な薄い本がありましたらこちらまでご連絡ください(?)

拍手[0回]

PR