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おそ松さん3期25話

遂に3期も最終回となりました。
今回は「ひま」の1話のみで、暇を潰す6つ子の1日が描かれていました。
1期2期と続いてきた「24話Bパートでシリアス→25話で爆発」という流れと3期は違う流れでした。1期と2期ももちろんよかったのですが、3期の最終回は本当によかったです。前にどこかの話数でも言ったと思うのですが、3期は「名作」になったなという感じがとてもするんですよ。こう……なんていうんですかね、人生の機微のようなものが詰まっていたというか……。人生の機微をおそ松さんの世界観でくるんでいる感じ。いや〜本当によかった。すごい作品になりましたね。1期の1話からは想像もつかないような(1期の1話からならそれもそうだろうが)ところに辿り着いたなという感じがします。いやーすごい(何度でも言う)。1期からここまでの間に6つ子たちもそれぞれ少しずつ成長している部分はあると思うのですが、作品自体も成長しているのかもしれませんね。成長してもおそ松さんはおそ松さんなのですが(そこも好き)。
 
もう少し内容にも触れようと思うのですが、最後6つ子たちは結局全員花見には行かないんですよ。あれ最初はリア充が集まっているから避けたのかと思ったのですが、多分それだけでもなくて。
なんというか「多くの人が一般的に行なっていること」を避けたんですよね。「避けた」というとネガティブに聞こえるかもしれませんが、多くの人が一般的に通る道である就職や結婚というルートを6つ子は通ってないんですよ。その道を選んでない。選んでないことを選んだともいえるかもしれません。花見に行かなかったのは、自分たちがそのレーンに乗らないからなんです。
(自動車学校に通うトト子ちゃんと子供のいるにゃーちゃんが花見にいた辺りがミソ)
 
そうやって6つ子は花見に行かずにいつも通り銭湯に集まるわけですが、そこで発されるのが長男の「花見なんて行きたい時に行きゃあいい」ですよ。
いや〜〜、天才か……?
 
花見は行きたくなったら行けばいい。就職も結婚もしたくなったときにすればいい。周りに合わせる必要なんてない。したくなったときにすればいいから、それまではこの暇をどう潰すか考えていよう。これでいいのだ。
 
「おそ松さん」という作品だからこそいえるテーマだし、「おそ松さん」らしいメッセージだなとも思いました。
こんなご時世ですし、私も最近リアルの方でいろいろとモヤモヤしているのですが、だからこそこのメッセージがとても沁みました。
本当に3期は名作でしたね……。1期からずっと追っていてよかったなと思いました。やっぱり好きだなぁ。

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