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ラブじゃないBL

実はわたくし商業BLはほとんど読まない腐女子でございます。「この二人ならこっちがこっち(左右の話)だな!」って思いながら読んでいると、いざ本番のシーンでは逆だった……みたいなことが……よくあるので……。いや公式がそうならそうなんですけど、そこに辿り着くまでの間に自分の中に構築した解釈が重要な場面(意味深)で覆されてしまうことにどうしても「うぉぉ〜……」って頭を抱えてしまうんですよね。でも解釈が一致した場合や「うぉぉ〜〜……」って感じさせない運びの描写をされていると「うぉぉ〜〜……!」になるんですけど。
 
そんなこんなで商業全然読まずに二次創作ばっかり読んでるんですけど、それはつまり『BLが好き』というより『あるキャラクターとあるキャラクターの関係性について考えていたらBL(男同士のカップリング)になっていた』って感じなんだろうなと思いました。たしかに私のカップリング観だと「恋愛」である男二人ってあんまりいないんですよね。あんまりどころかいないと言い切ってもいいかもしれない。割と「互いに救い救われている」二人が好きな傾向にある気がするのですが、二人の間にあるのはそういう「救い救われている」ことから生まれる依存や憧憬や崇拝であって恋愛ではないんですよね。こういう話をしていると恋愛ってなんだろうなという気になってきますがまぁそれはさておき。「救い救われている」二人がもっと相手に近づきたくて、そばにいたくて、そういう思いが身体的な接触にも繋がっていって……っていうのが好きなんだと思います。多分。人によってはそれを「恋愛」と呼ぶのかもしれませんが私は恋とか愛とかじゃない二人が好きなのでそうは呼ばないでおきます(男女の組み合わせになるとまたちょっと変わってくるんですけど)。恋とか愛とかいう感情じゃないけど、していることは恋とか愛とかのそれなんじゃないかっていうアンバランスさのようなものに美しさを感じるのかもしれません。

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