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怖くないほんこわ

夏なので怖い話でもしようかなと思います(唐突)
去年したような話( 夏の夜の怖い話 )ではなく、本当にあった話の方です。自分の体験談ではあるのですが「あれなんだったんだろうなー」ぐらいの感じなので特にオチはないし多分大して怖い話でもないと思います。ただ今までの人生で体験した唯一のそれっぽい話です。
一応たたむ。

季節はいつだったか覚えていませんが、中学生のときでした。部活の休憩時間にトイレに行ったんですよ。
個室に入って用を足しているとですね、視界の端に黒いものが映りまして。いやGではないです。Gかなとも思いましたが。よく見てみると、個室と個室の境の壁あるじゃないですか。うちの学校のトイレはその壁と床の間に少し隙間があったんですけど、隣の個室の方から髪の毛が出てきていました。一本二本だったら落ちてる髪の毛かなと思ったかもしれませんがそういう感じではなく束ですね。束……というか、普通に生えてる髪の毛って感じかなぁ。最初カツラが落ちてるのかと思いました(笑)。でも本当に「生えてる」髪の毛だったんですよね。先(根元の方)は見えませんでしたが。何をどうしたら隣の個室から生えた髪の毛がやってくるんですかね。めちゃめちゃびっくりしました。
まぁでも隣の個室は無人ではなかったんですよ。うちの学校はトイレの入り口で上靴を脱いでスリッパに履き替えるシステムだったんですけど、そこに後輩の上靴があったのを見ているので。そのときトイレを使用していたのは自分とその後輩だけだったので、隣にいたのは後輩のはずなんですよ(たしかに隣は使用中だった)。
だから隣の個室から髪の毛がやってきているのは、隣で後輩が床に倒れでもしているのかなと思ったんですよ。体調不良か何かで。そうしたら声かけないといけないなぁとか思ったんですけど、でも冷静に考えたらその後輩ってそんなに髪の毛長くないんですよね。倒れていたとしても隣の個室の壁を越えるものかなと。
あれなんだったんですかね。
 
ちなみに休憩時間終わってからその後輩のことを思わずチラチラ見てしまいましたが、別に体調が悪そうには見えなかったと思うしやっぱり髪はそんなに長くなかった。

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