……………!? !? !!??
モ……モブくん……じゃない……!?
たしかに生きてはいた、生きてはいたけど、え……っ。
???%についての話をここに来てやるとは思ってませんでした……。そう来るか……!
アニメOPの最後をすごく思い出しました。いやいやアニメが原作の伏線をやってたなんてそんなバカな(震)
高校生にお年玉をカツアゲされたときにも???%が出ていたみたいですけど、状況としては今回も似た感じですよね。突き飛ばされて頭部強打。テルくんと戦ったときも頭から崩れ落ちているように見えなくもない。頭部強打がポイントかはわかりませんが、「生命の危機」ってところは大きいかもしれないですね。生命の危機が迫ったときに出てくるモブくんの防衛本能のようなものなのかもしれない。
でも今回に関しては完全にやりすぎですよね? 生命の危機に陥れた直接の原因(運転手・子供)をどかした後も???%のままじゃないですか。先述のカツアゲやテル戦では相手を倒したらそれで終わりだったのに今回はツボミちゃんの元に行くまで戻らなさそうですよ。きっかけは生命の危機かもしれないけれど、今回はその先の目的にまで向かっている、って言えばいいでしょうか。
街をだいぶ破壊しているので師匠や律くんテルくん脳電部や肉改造部やツボミちゃんにまでモブくんがそれをしているということは届くのでしょうけど、それでみんながどうするのかっていうのは気になります。でもあんまり全員で止めに来るって展開がなぜか想像できない。霊幻新隆は来そうですけど。
前回の感想で「100話のサブタイトルが気になる」と書きましたが、今回サブタイトル書かれてませんでしたね? 何か仕込んでくるのかなぁ……。
余談ですが、モブサイを読んでいると「おもしろい漫画」ってこういうことなんだなというのがよくわかりますね……。
今回もそうですが、「ここに来てこの話をやるのか……!」っていうのが結構ありますね。『(笑)』からだいぶ経っての神樹編は驚きました。でも爪本部→神樹とちゃんと繋がってるんですよね。絶妙な伏線を散りばめておいて、それを後々思わぬところで回収していくのはほんとずるいなと思います。
あと空白の残し方が上手いなと思います。今後出てくるものもあるのかもしれないのですが、最上やエクボの行方、モブは師匠が詐欺師であることをいつ知ったのかなど、明確にしない部分が存在していますよね。それが読者からすると余韻になるんですよ。読み終わってからもそのことについて考えてる。いい感じに時間と感情を奪われてますね。"考える余地"がこちらに与えられている作品というのは楽しいです。キャラの表情やセリフにも「明確にしない部分」が存在していて、そこに何か底しれぬものが潜んでいるのを感じます。でも明確にされていないし底も見えないから"正解"にはたどり着けない。けど知りたいから必死にその底を覗きこむんです。多分同じように覗きこんでいる人がいっぱいいます。底しれぬ底を覗きこんで、考えて、そうして見つけた自分なりの答え(解釈)を読者ひとりひとりが持つことができる余白を用意してくれているような気がします。
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