まくむすび
まくむすびという漫画を読みました。
小学生のときに漫画を描いていたものの、友達からの一言がきっかけで描くことをやめてしまった主人公が高校で演劇と出会うお話です。
いやー、漫画も演劇(しかも脚本)も通った身としてはいろいろクるものがありますねぇ……。共感できる部分が多いというか。
「自分の描いた話が舞台になる」ってマジですごいんですよ。特に脚本はそれだけがあってもどうにもならなくて、舞台の上で演じられてそれが公演されて初めて完成するんです。紙の上で見ていただけの世界がいろんな人の手を経由して、そのときその場所にのみ「実在」するんです。やったことのある人にはわかると思うんですけど、マジで震えるレベルなんですよねこれ。
この「自分の描いた話が舞台になる」感動以外にも、「表現すること」や「創作すること」の喜びや憧れ、それに伴う苦悩なども描かれていて胸を掴まれました……。演劇に関わらず何かしら創作している人には伝わるものがあるのではと思います。今はやっていないけどやったことがある人ややってみたいと思っている人にも。
今なら2巻までなのですぐ追いつけますよ!(笑)ぜひ!
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