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まくむすび

まくむすびという漫画を読みました。
小学生のときに漫画を描いていたものの、友達からの一言がきっかけで描くことをやめてしまった主人公が高校で演劇と出会うお話です。
 
いやー、漫画も演劇(しかも脚本)も通った身としてはいろいろクるものがありますねぇ……。共感できる部分が多いというか。
「自分の描いた話が舞台になる」ってマジですごいんですよ。特に脚本はそれだけがあってもどうにもならなくて、舞台の上で演じられてそれが公演されて初めて完成するんです。紙の上で見ていただけの世界がいろんな人の手を経由して、そのときその場所にのみ「実在」するんです。やったことのある人にはわかると思うんですけど、マジで震えるレベルなんですよねこれ。
この「自分の描いた話が舞台になる」感動以外にも、「表現すること」や「創作すること」の喜びや憧れ、それに伴う苦悩なども描かれていて胸を掴まれました……。演劇に関わらず何かしら創作している人には伝わるものがあるのではと思います。今はやっていないけどやったことがある人ややってみたいと思っている人にも。
今なら2巻までなのですぐ追いつけますよ!(笑)ぜひ!

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同居人がイケメン

以前紹介した翼くんはあかぬけたいのにという漫画の話なんですけど、11話ハロウィン回あるじゃないですか。そこでしよちゃんの職場のエリアマネージャーが「同居人、イケメンなんでしょ?」って言ってますが、あれってどこ情報なんですかね。しよちゃんが自分で「同居人がイケメン」って言ってるんですかね?いやまぁエリアマネージャーからマウント取るために言ってそうですけど(笑)。しよちゃんと仲良さそうな森田さんもけんちゃんやはやちんと初対面っぽかったので、しよちゃんの同居人と会ったことのある同僚が噂してる〜って感じでもなさそうなんですよね。とするとやっぱりしよちゃん自身が「同居人がイケメン」って周りに言ってるのかなって思っちゃいますね。なんやかんや言っても(?)健二さんや隼人さんのことイケメンだと思ってるんですね……。しよちゃんのそういうとこ好きだよ。

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おやすみプンプン

マンガワンでちまちま読んでたんですけど、愛子ちゃんがあれした辺りからノンストップで読み切ってしまいました。
 
「おやすみプンプン」はどこにでもいる普通の男の子・プンプン(名前)の小学生時代〜青年時代までが描かれている漫画です。鳩サブレとも言われるプンプンの外見が特徴ですね。
序盤はその外見や語り口も相まって若干シュールな日常漫画?のような感じなのですが、それが段々と崩れていくのにぞわぞわします。
正直人に勧めようとは思わないですね……。所謂「人を選ぶ」ってやつというか。最終話を読むと、あぁただ普通の平凡などこにでもある話だったのだろうなぁと思いますが。他人がどんな人生を送ってどんな苦しみを負っているかなんてわからないですし。
ちなみに最後は作者曰くプンプンにとってイヤで惨めなトゥルーエンドだそうですね(インタビュー記事より)。割と最初からこういう終わりを決めていたらしいからぞっとする。すごいな。
 
これもネタバレ見ないで読んだ方がいい漫画だと思うので以下はたたんでおきます。ノンストップで読んだ終盤の話をバンバンしたい。

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翼くんはあかぬけたいのに

本日ご紹介するのはこちらの漫画!「翼くんはあかぬけたいのに」です(通販か)。マンガワンで連載中、単行本は1〜3巻まで発売中です。
 
てっきり絵柄からポップでキュートなほのぼの漫画かと思っていたんですけど全然そんなことなかったです(褒めてる)。
高校進学のために田舎から上京してきた翼くんがオシャレな同居人たちと過ごすシェアハウスライフ漫画です。……って書くとやっぱりまだポップ感が抜けないんですけど、実際はクソダサセンスの持ち主である翼くんと、オシャレだけどいろいろと残念な同居人たちが登場します(笑)。
私の推しはそんなオシャレ同居人の一人・カリスマ美容師(ドM)のはやちんです。イケメンなのにとんでもないマゾです。バレンタインに堆肥をもらって喜ぶ男です。とんでもないマゾです。しよちゃんとのSMボケ(?)は見物。
登場人物は他にも予測不能の破天荒田舎娘や元V系オカンカフェ店長、カプ厨カリスマショップ店員に未経験エロ妄想むっつり美女などなど個性派揃いです。
 
絵柄のポップさに反して顔芸が強烈だったりキレッキレのギャグが飛び出したりととにかく痛快です。めちゃめちゃ元気が出ますよ(笑)

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無能なナナ4巻

ま……たおもしろいなこの漫画は……!!!!!
 
待ちに待った第4巻。とりあえず分厚さに笑いました。ポケット国語辞典とかこのぐらいじゃない?(笑)
 
しかし本当におもしろいですねこの漫画……。こういうベクトルのおもしろいもできるのかと驚きですよ。泣きましたしね今回。
ナナの過去話とかミチルとの関係とか、あぁナナって普通の(?)女の子なんだなって思うところもあり……。
ナナにとってもミチルが友達になったんですね。ミチルの存在で変わり始めるナナは必見です……。恋する乙女のような表情をしたりミチルを助けるためにキョウヤに協力を求めたり……。でもそのままでは終わらないのがこの漫画で……この……この漫画で……!!二人の友情をもっと見たかったなぁ。いやあれもたしかに友情なんですけど……しんどい……。
 
というかここにきて、ナナに人類の敵を殺せと命じた「委員会」の存在が怪しくなってきましたね……。なんてこったい。逆に橘さんが協力者になりそうな感じにわくわくします……。
殺人事件の連続で壊れ始める能力者も出始めましたし、これからも一筋縄でいかなさそうですね。続きも楽しみです……。

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