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燻る火が消えない

長いのでたたみますが正直読まなくていいです。
最近思ってること


サービスが終了した後もTOLinkについて語ったり二次創作したりしているのは"彼ら"が自分の中にいることを証明したいからだという話を以前しました。
存在証明書
あれから一年経った今、自分がそうやって"彼ら"について触れることはなくても"彼ら"は消えないんだということに気が付きました。元の記事を見る限り前から気付いてはいたのですが、最近あぁ本当にそうなんだなと思うようになったというか。
一年前の記事だと自分の話しかしていないのですが、本当は"彼ら"が世界から消えてしまうのも怖いと思っていました。サービスが終了し、TOLinkの話をしている人や絵を描く人が減っていくのを見ていたので、自分以外の人や世界からも"彼ら"の存在が薄れていくのを感じていたんです。ファンの間だけでなく、公式からの供給も減ったわけですし。
私は「覚えている限り、思い続けている限り"彼ら"は存在し続ける」と考えていたので、公式や他のファンが目に見えて"彼ら"に触れなくなることで、世界から消えていってしまうように感じたのだと思います。
もちろん、話をしなくなったからといって他のファンの方たちがTOLinkのことをもう思わなくなってしまった・好きではなくなってしまったとは思っていません。ただ本当に目に見える発言や作品が減ることによって、"彼ら"の存在も消えていくように感じてしまっただけです。他人の心なんてわからないのであくまで表層的な話です。だからこそ自分は目に見える形で"彼ら"の存在証明書を発行したかったんだと思います。
 
でも、たとえ私が"彼ら"の話をしなくても、二次創作をしなくても、"彼ら"は消えないと気付きました。公式からの供給はあるし、自分以外にもTOLinkの話をしている人はいる。レイズからTOLinkのことを新たに知る人もいる。消えないんです、"彼ら"は。
ただ、たしかに最盛期(最盛期がいつかといわれると私もよくわかりませんが)と比べたらそのどれもが減りはしたかもしれません。でもゼロにはならなかった。一年前の私は全てがゼロになって"彼ら"の存在が完全に消えてしまうのが怖かったのだと思うのですが、少なくともゼロにはならなかったんです。
 
じゃあ存在証明書はもう発行しなくていいんでしょうか。一年経っても世界から"彼ら"は消えなかった。自分の中からだってもちろん消えてません。消えてたらこんなの書いてないです。でもわざわざ表に出す必要は必ずしもないって気付いてしまった。
そもそも私は昨年末にジャンルとか関係なく、絵そのものをもう描かなくていいんじゃねと言っていた人間です(リセット?)。元々そうやって根源的な衝動を見失っていたところで、存在証明書を発行しなくていいということにも気付いてしまったんです。この際すっぱりと辞めてしまってもいいのかもしれない。創作そのものも、"彼ら"のことも。
 
けど、どうしてもそうできない自分がいます。
心の中では今も"彼ら"への想いが火を灯しているんです。
その火は、以前のような大きな大きな燃え上がる炎ではありません。かといって蝋燭の火のように穏やかに照らし続ける火でもない。何かを燃やせるほどの、照らせるほどの明るさなんてない火が、ただブスブスと消えることなく燻り続けています。
その火が消えないのか消せないのか、消したいのか消したくないのかもよくわかりません。いっそ完全に消火してしまえれば楽なのかもしれませんが、どうしても消えないんです。
まだ描きたいとは思ってるんだと思います。でも燃え上がらないと筆が進まない。かといって完全に筆をおけるほど鎮火はしてない。
 
いやあ、困りましたねこれは。どうしたらいいんでしょうね。どうしたいんでしょうね。どうしようもない火を持て余していますね。
気持ちばかりが先行していて描きたいのに描けないという焦燥感であるといえばそうなのかもしれません。まぁ気持ちの問題は焦ったところでどうにもならないですね。しばらくは燻る火を抱えたまま描いたり描かなかったりするのかもしれません。
 
特にオチがなくて申し訳ないのですが、最近こんなことを思っていたのでまとめてみました。ちょっとだけ自分の中で整理できた気がします。

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