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けれど

"みんな"の中で「けれど」という言い回しをするのはアレンとカナだけだと思っていたのですが、最終章ではサラちゃんも「けれど」と言うようになっていましたよね。サラちゃんの普段の口調が「〜だよ」系統であることから考えてもこれはちょっぴり違和感があるというか、不思議だなぁと思っていました。
そこでふと思ったのですが、"最終章で"サラちゃんが「けれど」を使うようになったのは"最終章だから"ではないかなと。最終章は言わずもがなサラちゃんのお話ですよね。「けれど」という言い回しは、「たまに女の子らしくしたがる時のある」サラちゃん(="わたし")に近づいてきているからそういう女の子らしい(?)口調が出てきたということなのではないでしょうか。「近づいてきている」というのは故郷に帰ってきたことで置いてきてしまった"わたし"のことを思い出している、という感じですかね。"わたし"に近づいているから"わたし"が憧れそうな女の子らしい口調が出るようになったというかなんというか。
 
それでいくと、1部で「〜よね」のような女の子らしい口調をしていたのはまだ"わたし"と離れてそんなに時間が経っていなかった頃だから、なんてこともあるんてしょうか。"わたし"と離れたばかりなのは故郷を出て冒険を始めたばかりとも捉えられますが、螺旋が始まったばかりの頃とも捉えられそうですよね。1、2部はゼファーやカナを取り戻す"現代"と同じ時間軸だと勝手に思っていましたが案外(?)"久遠の時"のことなのかもしれない。
 
(そう考えると本当に1、2部にいた救世主の私(プレイヤー)は(リリウムに殺されて)死んだんだなって気にもなりますが……)

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二つの愛

ゼファカナのことをゼファカナって言いがちなんですけど、個人的にはゼファーとカナの二人にはどこまでも+であってほしいんですよね。
二人の間にあるのはたしかに「愛」なんですけど、愛は愛でも恋愛ではないだろうなと思っています。ゼファー→カナは敬愛、カナ→ゼファーは仁愛かなと。ゼファーさんはカナちゃんのことを「すごい奴だ」と思っているので尊敬だと思うんですよね。でもただの尊敬ではなくて、カナのそういう"すごい"部分に惹かれている部分もあるのではと思っています。もちろん惹かれているとは言っても恋愛感情ではないですよ。あくまで敬愛です(愛ではある)。
この「ゼファー→カナは敬愛」というのは割と前から思っていたのですが、じゃあカナ→ゼファーはなんだろうなとずっと考えていました。そこで愛のつく言葉を調べてみたら出てきたのが「仁愛」でした。「敬愛」が尊敬を含む愛であるなら「仁愛」は思いやりを含む愛というところでしょうか。思いやり。近い言葉は「気遣い」とか「優しさ」とかかな?最初はストレートに「カナ→ゼファーは優しさ」ではと思っていたぐらいなので個人的にはかなりしっくりきました。カナちゃんは誰に対しても思いやりのある子ですしゼファーに対しても例外ではないのですが、それでも他の人に対してのものとは違う思いやりをゼファーには向けている気がするんですよね。もちろんアレンサラリッピからにも優しさを贈っているし優しさを返されてもいるのだけどゼファーに対してはそれがほんの少し特別なものなのではないかなと思います。ゼファーからカナへの優しさが特別なのも含めて。
だからこう、ゼファカナって言いがちなんですけどゼファカナはゼファカナであってゼファカナではないけどゼファカナというか。ちょっと何言ってるのかわからないですけど(伝われ)。×では表しきれない感情が二人の間にはあるのだろうなと思います。
 
 
(その辺りを自分でも描きたいなとは思ってますけどね……。難しいですね……。ゼファカナ(ゼファカナではない)もきちんと描きたいなぁ)

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久遠の中の影刃

現在である5部においては、アレンサラリッピの三人はカイゼル軍に先駆けてアジトへ突入していましたが、久遠の時の中ではどうだったんですかね。たしか「幹部たちとの戦いはガイアスたちの力を借りてやっとだった」というようなことを言っていたので多分一緒に乗り込んでたんですよね。
でも幹部たちとの戦いを乗り越えてリリウムへの元へたどり着いてはいる辺り、そこまでの流れは久遠の時の中でも概ね同じだったんじゃないかなと思うわけですよ。ガイアスたちもシーザ戦は三人だけで行かせたんじゃないかなと思いますし。
もし流れが同じであったのなら、サラたちがリリウムと戦った後その場所にシーザさんが来るところも同じだったかもしれないんですよね。えっめっちゃしんどくないですか?ついさっき自分と戦って、自分を取り戻してくれた三人ですよ?大切な存在を傷つけてしまったけど、でもまだ救える魂じゃないですか。彼らの力になることだってできるかもしれない。それなのに彼らの力になるためにその元へ行ったら三人はもう流れた血になっているわけですよ。えぇ……しんどい……ですね……。
しかもシーザさんはその後の人生を生きていくわけじゃないですか……。二度も大切な人を失ったことになるんですよ……。ただ、今「生きていく」って書きましたけどどうなんですかね。3層で止まっていた(?)ガイアスたちがその内追いついてくるじゃないですか。多分リリウムさんはニーズヘッグがなんかこういい感じに逃がしてくれると思うんですけど、シーザさんはガイアスたちに捕まると思うんですよね。ミカーナさんがどうなっているかわからないですけど、当面はシーザさんがニーズヘッグ唯一の生き残りってことになるじゃないですか。私は相変わらずガイアスのキャラがわからないのでわからないのですが、でも普通に考えたら処刑……とかしますよね……しません……?操られていたとはいえ幹部ですし国民に示す必要性もありますからシーザさんが矢面に立たされそうですよね。
けど刑にもよりますが、それでもシーザさんは生きていくのだろうなとは思います。きっとシーザさんはそういう人ですよね。大切な人を守れなかったのなら人を守れる自分になろうとそう思う人だと思います。かっこいいですね。シーザさんはこう、真っ直ぐな人なんだと思います。そんな彼がリリウム戦の後どのように生きていたのか気になりますね。
 

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キンバーライト

4月28日の誕生石はキンバーライト。宝石言葉は「あなたを守る愛」だそうです。私が(グー●ル先生で)調べたところによりますと、キンバーライトはそこからダイヤモンドが採れることもあるような石みたいです。
なんか……いいですね。4月28日といえばカナちゃんの誕生日なわけですが、彼女にぴったりな感じがしませんか。最初は誰もカナちゃんに力が、光があるなんて思っていなかったんですよ。画像を調べていただくとわかるんですけど、キンバーライトってパッと見はゴツゴツしたただの石(なんなら岩)って感じなんですよね。でも実際はそこからきれいなダイヤモンドが採れるわけで。石のことは詳しくないのでよくわかりませんが、いわゆる「ダイヤモンドの原石」みたいなことでしょうか。
誰も、本人すらも自分がダイヤモンドだなんてきっと思ってなかったと思うんですよ。でも実は奥底に秘めた力、光を持っていた。そしてその光が最終的には"みんな"を照らしたんですよね。「あなたを守る愛」という宝石言葉も含めて、カナちゃんにとてもぴったりだなぁと思いました。前にも言いましたが福音の輪についている石ってダイヤモンドみたいですしね。
そんなダイヤモンドのようなカナちゃんが好きです。お誕生日おめでとう。これからも楽しい思い出をいっぱいいっぱい作ってね。
 

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TOLink月間振り返り

二晩明けて大分落ち着きましたね。いや翌日の29日から絵描きまくってますけど、なかなか自分の思ってることを言葉にする方は上手くいかなくてですね。休みだし落ち着いたしでようやくちょっと何か言おうかなというところにきました。
とはいえ何を言えばいいんでしょう(笑)。気持ち的には落ち着きましたし心拍数も落ち着きました(本当に心臓バクバクしてたんすよ。多分寿命縮んだ)。でもやっぱりTOLinkが終わったことに対する実感とかいわゆるロスのようなものとかは特に感じていませんね。なぜかこのタイミングで妙なネタたちがぽんぽん浮かび始めてそれを描いていたからロスを感じる暇もなかったんでしょうか。というか無意識で感じていたロスを創作することで目を背けていた、みたいな感じだったりするんでしょうかね。
 
実感らしき実感はないのですが、ここでTOLink月間の振り返りのようなものをしておこうかなと思います。自分も何かしたいよなぁと思って始めた月間でしたが、意外にあっという間でした。本当はざっくりこういう話をしていこうかなというのが頭の中にあったんですけど(メインキャラに対する所感を一人ずつ述べていこうかなとか思ってた)、全然その通りにはならず……(笑)。でも途中でネタ切れ……というか正確には記事の用意が追いつかないような時期もあり……(なんとなく文章の感じでわかりそうですよね。雑になっていてすみません)。毎日更新を掲げていましたし実際それ自体は達成しているんですけど、これもバタバタしている内に気づいたら終わってたって感じですかね……。本当バタバタしすぎている……。
バタバタはしていましたけど、自分で考えた自分にできることをちゃんとやることができたっていうのは良かったんじゃないかなと思います。最終日に漫画も上げられましたし。最終日に上げるのがこの内容でいいのか……?みたいなことはちょっと思わなくもなかったですけど、自分がそれにしたかったのでいいんですヨー。
 
それにしても、ここまで「何かしたい!」と思えたのはすごいことなのかもしれませんね。前にも言ったような気がしますが、TOLinkには本当にたくさんのものをもらったと思います。ずっと"みんな"と冒険していたから、一緒に泣いたり笑ったりたくさんの思い出をもらいました。だから私も何かしたいなって、"お返し"したいなって思ったんですよね。
ひとまずサービス終了という形にはなりましたが、カナちゃんのレイズ参戦は決まりましたしメモリアルブックとサントラは出るし、そして何よりなんだか続きを予感させる終わりを最終章がしていましたから、まだまだ"繋がって"いくんじゃないかなと思います。
TOEのシゼルさんの言葉ではありますが、「別れは終わりでない」んですよね。"みんな"と旅した記憶を胸に、"みんな"のことを想っていたら私たちはきっとずっと一緒にいられんですよ。あんなに心に残る冒険をしていたみんながそう簡単に私たちの心の中からいなくなるわけないじゃないですか。
とはいえ、心の中だけでなくまた一緒に"みんな"と冒険できたらいいなと思いつつ。"世界で一番きれいな景色"に出会えた感謝を。
 

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