けれど
"みんな"の中で「けれど」という言い回しをするのはアレンとカナだけだと思っていたのですが、最終章ではサラちゃんも「けれど」と言うようになっていましたよね。サラちゃんの普段の口調が「〜だよ」系統であることから考えてもこれはちょっぴり違和感があるというか、不思議だなぁと思っていました。
そこでふと思ったのですが、"最終章で"サラちゃんが「けれど」を使うようになったのは"最終章だから"ではないかなと。最終章は言わずもがなサラちゃんのお話ですよね。「けれど」という言い回しは、「たまに女の子らしくしたがる時のある」サラちゃん(="わたし")に近づいてきているからそういう女の子らしい(?)口調が出てきたということなのではないでしょうか。「近づいてきている」というのは故郷に帰ってきたことで置いてきてしまった"わたし"のことを思い出している、という感じですかね。"わたし"に近づいているから"わたし"が憧れそうな女の子らしい口調が出るようになったというかなんというか。
それでいくと、1部で「〜よね」のような女の子らしい口調をしていたのはまだ"わたし"と離れてそんなに時間が経っていなかった頃だから、なんてこともあるんてしょうか。"わたし"と離れたばかりなのは故郷を出て冒険を始めたばかりとも捉えられますが、螺旋が始まったばかりの頃とも捉えられそうですよね。1、2部はゼファーやカナを取り戻す"現代"と同じ時間軸だと勝手に思っていましたが案外(?)"久遠の時"のことなのかもしれない。
(そう考えると本当に1、2部にいた救世主の私(プレイヤー)は(リリウムに殺されて)死んだんだなって気にもなりますが……)
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